活動内容

「千曲ねこの会」は地域の有志の集まるボランティア団体です。

エサやりと地域の方とのトラブルや、産まれた子猫を川に流している人がいる話…。

千曲市の猫を取り巻く過酷な現状を知り、「何とかしたい」「猫を悪者にしたくない」「もっと住みやすい地域をつくりたい」という想いから会を立ち上げることとなりました。

以来、1名、2名と賛同してくれる仲間とつながり、現在15名が活動しています。

これまで不妊化手術を行ってきた猫は、2020年年末200頭を超えました。

この他にも、地域の方からの相談を受け、野良猫を地域猫にするための学習会を行うなど「人も猫も幸せに暮らせる街づくり」を目標に、地域、行政と連携して活動しています!

沿革

2018年11月 発足

2019年 2月 「ねこの茶話会」開催

2019年 3月 本格的に不妊化手術のお手伝いをスタート

2020年 4月 千曲市協働事業提案制度に採択される

2020年 6月 地域一斉手術を本格的にスタート

2020年 7月 不妊化手術した猫の数が100頭を突破

2021年 3月 ホームページを開設

活動内容

  • 飼い主のいない猫の不妊化手術のお手伝い
  • 野良猫に関するお困りごと相談
  • 猫の里親探しのお手伝い
  • 地域への啓発活動

これまで不妊化手術を行ってきた猫は、200頭を超えます。

この他にも、地域の方からの相談を受け、

野良猫を地域猫にするための学習会を行うなど「人も猫も幸せに暮らせる街づくり」を目標に活動しています!


初めての依頼は、一本の電話からでした。

私たちが会を立ち上げた事が新聞に掲載され、それをご覧になった高齢のご婦人がお電話をくださったのです。

「庭先に現れた2匹の猫がお腹をすかせていたから、ご飯をあげたの。

そうしたら、次の年に3匹子供を連れてきてね。今5匹来ているの。

また子供達まで子供を産んでしまったらね・・・。

でも、私は車を運転できないし、タクシーで獣医さんまで連れて行ったら、それだけで手術代になってしまうわ。

その時に会の記事を見たのよ」


野良猫に可哀想だからと餌を与えたお気持ちは尊いものだと思います。

しかし無責任に餌を与え、繁殖していっても「元は野良猫だから自分は無関係」と仰る方の多いのが現状です。

そのような中でせめて繁殖だけは抑えたいというお気持ちは有り難く感じ、猫たちを病院に搬送させていただきました。

今でも当会の活動の基本となっています。


もちろん、すべて順調に進んできたわけではありません。

手術代を負担できる経済的余裕がない方もたくさんいらっしゃいます。

10匹も20匹も繁殖させてしまった方もいらっしゃいます。

ですが、野良猫に可哀想だと餌を与えたばかりにその繁殖力に生活が追いつかず。

ご近所様に迷惑をかけているのはわかっていたけれど、どうにもならなかったと告白されました。

またその野良猫たちも、別の高齢者がエサやりをしていたけれど、施設入所に伴い流れてきた猫だとお話いただきました。

まさに負の連鎖です。


猫の終生飼育は飼い主の義務ではあります。

しかし、だからと言って、すべてを「自己責任」で片づけられない問題だと思いました。

手術代が捻出できたら…

そう思いながら生活費を削ってでもエサを与え続ける相談者の姿に、せめていくらかでもお助けすることができれば、負の連鎖が断ち切れると思い、この活動を続けています。

「地域猫活動」のようす

「TNR」(野良猫を捕獲して、避妊・去勢を行い、戻す)を中心に行っています。「TNR」は「Trap:捕獲、Neute:避妊・去勢、Return:戻す」の頭文字です。

「野良猫ゼロ」ではなく「猫トラブルゼロ」を目指し、猫を「排除」するのではなく、人と猫が「共生」できる町をめざしています。

手術後の猫の耳は、不妊・去勢手術済みの目印としての「耳カット」を行います。砂の入ったプランターは地域猫用に設置された猫トイレです。